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・《サンダー・エンド・ドラゴン》
・《王者の看破》
・《No.83 ギャラクシー・クィーン》

の考察ってか感想。



《サンダー・エンド・ドラゴン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
レベル8通常モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
このカード以外のフィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。



豪快ぶっぱドラゴン。《裁きの龍》の弟的効果。
とりあえず一番の特徴は、エクシーズ素材にレベル8の『通常』モンスターをしていること。
通常モンスターサポートはたくさんあり、例えば《召喚師のスキル》《古のルール》。また《思い出のブランコ》等のデメリット付き蘇生カードを活かしてエクシーズ素材に出来る点が優秀。
後述の《王者の看破》等通常モンスターサポートとして優秀なカードはいくつもあるものの、通常モンスターを素材に使った瞬間存在しなくなってしまうので、エクシーズ召喚自体はそこまで難しくないのかもですが《神の警告》などを掻い潜るにはやはり要下準備。
レベル8のモンスターを要求するので、《トレード・イン》を採用できるのも強み。

問題は、《裁きの龍》と違い魔法・罠カードを除去できないところ。これによって《次元幽閉》等に引っ掛かる上、ダイレクトアタックを決めれたとしても次のターンに破壊できなかった《リミット・リバース》などからシンクロモンスターが並べば簡単に突破されてしまいます。
これを逆手に取るとすれば、《正統なる血統》等を破壊しないところ。自身の効果で一掃したフィールドに素材に使った高攻撃力通常モンスターなどを並べてダイレクトアタックにつなげられるという利点も。

種族・属性面についてですが、多くのサポートを持つドラゴン族・光属性です。
ドラゴン族である点は、言わずもがなのパワーカード《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》を共有でき、《スタンピング・クラッシュ》《巨竜の羽ばたき》等苦手とする伏せを除去するカードも内包していたりします。
光属性である点は、《オネスト》に対応する他はあんまりないような……。

種族・属性面も考慮すると、光属性・ドラゴン族・通常モンスター・レベル8と色々な条件を満たしまくり、3000の攻撃力をもつ《青眼の白龍》が特に優秀。《伝説の白石》《滅びの爆裂疾風弾》などの強力サポートも所有しています。
また《フェニックス・ギア・フリード》を採用してデュアル系サポートを入れるのもあり。

しかし、レベル8通常モンスターが二体並んでいれば基本的に総攻撃力は5000以上。パワーで押し切れる場合もあるのでこのカードを出すのはオーバーキル感が否めません。
『破壊』である点も《スターダスト・ドラゴン》などに対策されてしまうことが難点。
総じて趣味の範囲に入るカードなのでは。ピンチに役立つのではなく、このカードを出すことを目的としているような。




《王者の看破》
カウンター罠
自分フィールド上にレベル7以上の通常モンスターが
表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
魔法・罠カードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚の
どれか1つを無効にし破壊する。


要はノーコスト《神の宣告》
《オーバーウェルム》と違って、最上級モンスターがアドバンス召喚されている必要はありませんので《正統なる血統》《戦線復活の代償》などが使えます。
近年凶悪化の一途をたどるモンスター効果をカウンターできないのは痛いですが、出される前に止められればOK。

一方であくまで通常モンスターがいる必要がありますし、これ一枚だと《トラップ・スタン》《盗賊の七つ道具》に対抗される点などが少々痛手。つまりわざわざ通常モンスターを用意しても一枚では心もとないということです。
そして《神の宣告》が控えているとは言えフィールドにいるのが攻撃力だけのモンスターでは旨みに欠けます。
先述の《青眼の白龍》などを《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》などの優秀な効果をもったモンスターで並べるなど、通常モンスター+強力な効果モンスターという布陣が望ましいです。

とりあえず優秀ではありますが見た目以上の活躍は望めない気がします。
個人的には気に入っている一枚。ファンデッキでもガチに対抗できる気がして。





《No.83 ギャラクシー・クィーン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/闇属性/魔法使い族/攻 500/守 500
レベル1モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
次の相手のエンドフェイズ時まで、
自分フィールド上に存在するモンスターは戦闘では破壊されず、
守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。



なぜランク1は三体を要求するのか……。
種族・属性面に恵まれ、効果もちょっと面白い分残念感がぬぐえないモンスター。
何よりも出しづらいのがネック。
まずエクシーズ召喚についてですが、召喚権ひとつではなかなか出せないモンスターです。《黄泉ガエル》《金華猫》+レベル1ぐらいしか……。
後は《レベル・スティーラー》の連続召喚でしょうか。場持ちがいいのは《アルカナフォース0-THE FOOL》程度。
結果的に、このカードを『手段』として出すことは難しく、このカードを出すのが『目的』になってしまいそうな感じ。

効果についてですが、『戦闘破壊耐性』と『貫通効果』、それぞれはいいのですが二つは噛み合わないと思うのです。
戦闘破壊を免れたいモンスターは大した攻撃力では無いと考えるのが普通です。一方で貫通効果を得たいモンスターは高攻撃力であるのが普通……。
このモンスターを守りつつ最上級で殴る、というのはそもそもこのモンスターを出すのが難しいのでネタの領域。総じて弱小モンスターが戦闘破壊+貫通持ちになる場合が多いのでは。
《ダイガスタ・フェニクス》《魂を削る死霊》を殴る、相手の最上級の横にいる《レベル・スティーラー》を殴るなんて特殊な状況下なら話は別ですが……。
そもそも効果破壊が横行する中では、このカードこそ真っ先に狙われ素材を使いきれない感じです。せっかく三体も素材を要求するので、自分と相手の6ターンは生き残ってほしいところ。
しかし逆に考えれば、戦闘破壊されない=破壊するには効果しかないということなので、シンクロモンスターによる除去に対しては、機皇帝の隣に並べて置けば安全かもです。相手は機皇帝を優先的に除去したいのでそっちに標的が行くことが多く、《機皇帝ワイゼル∞》ならば魔法カードである《地割れ》などは無効に出来ます。機皇帝を多く採用しているなら破壊=後続の機皇帝のトリガーにもなりますし。
《氷結界の龍 トリシューラ》《氷結界の龍 ブリューナク》は最早天災なので無視。

闇属性・魔法使い族ということで、同じくレベル1で戦闘破壊耐性&貫通があっても悪くない《サクリファイス》が居ます。
儀式モンスターではありますが、並べば悪くは無いんではないでしょうか。

総じて出しにくさ、効果に対する脆さは否定できないものの、レベル1モンスターを主力としたデッキなら使い捨てと割り切り面白い使い方が出来るのではないでしょうか。
レベル1にはドロー加速を行う《ミスティック・バイパー》、デメリット付きノーコスト蘇生の《金華猫》、高攻撃力を持つ《カオス・ネクロマンサー》や機皇帝、《ワイトキング》、サポートとして《光学迷彩アーマー》などがあります。
【ギャラクシー金華猫】なんてデッキも楽しめるかもですね。同じくPHOTON SHOCKWAVEから登場する《ベビー・トラゴン》も居ますし。
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